そもそもそれ相応の歳ではありますが、少しずつ成長はしているようです。
理沙は最近はかなり成長はしている。どちらかと言うと社会と関われなかった部分を少しではあるけど克服しようとしているし、少しずつ結果をだしている。
今まではとにかく何かあるたびに調子が悪くなって、なんとか私や理沙の別人格たちで立て直す事が多かったのですが、最近は理沙は理沙でいようという意識が強くなってます。とはいえトラウマを思い出してしまったりとか、そういう事もありますが、克服しようとしています。
確かにお世話になっているところと色々あるんですが、トラウマになりそうになったときはその場から去るなどもできるようになってきました。
理沙の主治医が親身になって診察してくれたり、ごく少人数ではありますが、味方になってくれる人がまだ居る点はほんとうにありがたいです。
あとは記憶の塗り替えができればかなり落ち着くのでは無いかと思っていますが、解離性同一性障害が治るかどうかは私にも解らないし、理沙の中の別人格たちの意見も尊重したいです。
一番きついのは近所づきあいかなと思います。なにせ偏見の目で見る人も多いですが、だからと言って懇切丁寧に説明して納得させるのは無理に近いかなと思ってはいます。でも、社会適応ができるようになればだいぶ生き抜く力ができるとおもってます。
そういう私ももう少し柔軟に対応できればなと思ってます。結構私がドジ踏んでることもあるので…。トラウマを回避するためにトラウマがあった日に何とかしようとして逆に思い出させてしまうこともあります。私も学習しないとダメですね。本当に。