理佐と別人格たち

日記

 理佐にいる別人格を紹介します。なかなか個性が強いですが、今では家族として生活しています。

 最近は対話ができるようになった人格が増え、ようやく理佐に何がおきていたのかがかなり理解できるようにはなりました。とはいえその内容を書くわけにはいかないのでそれは省きますが、これまでどう接してきたかなどを書かせていただきます。

 まず、理佐と出逢ったあとしばらくして、声のトーンが突然変わることで存在に気づいた人格Aは、理佐にトラブルがあったときによく出てきます。私と出会った頃から出ていたようです。人格A曰く私が他の人ととは違っていると感じていたようで、ある意味理佐と人格Aが共同で私にアプローチしていたことはあとで知った話です。

 人格Bがはじめて出てきたとき、私にかなり反発していました。私と人格Aが仲が良かったのである意味反抗していました。が、理佐と外食に行ったら話が弾み、あまり反発しなくなりました。人格Aとの関係を私も修正する形で、いざこざがおきないようになりました。本当は理由があって作られた人格ですが、理佐はそのまま放って置いたらしく、そう考えると人格Bはずっと淋しかったんだなと思いました。

 それからかなり経って、理佐から突然出てくるようになったのが人格Cです。言葉ではなく赤ん坊の声を発声していたので、何を言っているのか全く解らなかったのですが、その後猫カフェに行った数日後から「にゃあにゃあ」と言い出して、私が「猫カフェ行きたいの?」と聞くと「いきたい」とようやく日本語で返事が返ってきました。今ではわが子のように接しています。

 そして人格C少し遅れて出てくるようになったのが人格Dです。どうやら理佐の祖母?と思うおばあさん人格です。人格Cのお守り役でもあり、色々と助言や注意をしてくれます。

 人格Dはある日突然警告をするために私の前に出てきました。理佐の体調と食事について気をつけなければいけない点をズバリ言われてビックリでしたが、内容に関してはちゃんと筋が通っており、その後時々助言をもらうことなどで、私や他の人格と考え方が違う意見をするので、思考の歪みを正してくれるような存在です。

 人格Eは、どちらかと言えば反抗的で、人格Bのように嫌がらせのようなことをしていました。しかし、対話ができるようになって、色々な話をするうちに、私への嫌がらせはしなくなりました。実は一番嫌われ役を買って出ていたようです。かなりの信念があります。

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